娘は自分たちの前では2歳の子供だ。
楽しければ笑うし、嫌なら泣く。
こちらの言うことを聞く時もあれば、聞かない時もある。
無理に従わせれば、手が付けられないくらい泣く。
しかし子供同士の時は、少し大人な対応がみえる。
先日、娘より2歳上のお姉ちゃんと同じ年の妹ちゃんと遊ぶことがあった。
遊ばせていると知らない間に、お姉ちゃんが『親分』で2歳児たちが『子分』の関係性が出来ていた。
娘は『子分1』になり、先頭を歩く『親分』の後ろをついて回る。
『親分』が扉の前で立ち止まるので、『子分1』は先に進みたかったのだろう、
「うー!」と扉に指を指す。
『親分』が「ダメ!」と言うと、
『子分1』と『子分2』が困ったように、顔を見合わす。
そして「仕方がないか、、」という表情で諦める。
自分達が『親分』と同じ行動をとっていたなら、号泣してバタバタしていたに違いない。そこから、説得をして結構大変なのだ。
些細な事だが、とても感心してしまった。