娘(2歳)が息子(7ヵ月)になぜか、
ちょっかい(いじわる)を出すようになった。
息子がボールを持って遊んでいると、取り上げたり、
ドア付近で遊んでいると、『そこをどいて。』というような言葉をかけている。
そして、プンプン怒っている。
それをされて息子は泣くわけではないが、どこか悲しい表情をしている。
何も悪いことはしていないので、娘が悪いとは思う。
自分達、親はもちろん、そのようなことを息子にはしていない。
保育所でそういう兄弟を見かけ影響されたか、
成長の過程でそういう感情が芽生えるものなのかは分からない。
(最近、育児書を読んでいない。)
普段の息子の大きな声にうんざりしているのかもしれない。
妻はそれを見ると、どうしても娘に怒ってしまう。
息子がとてもかわいそうに思うらしい。
自分はというと可愛そうには思うが、
妻ほどの感情ではない。
娘には、『弟を可愛がってあげてね。』
としか言いようがないので、
そのような教育になるとは思う。
なるべく怒らないようにはしたい。
(怒ると逆にイヤイヤが発動してもっといじめそうな気がしてしまう。)
しかし弟には、無意識に人の勉強になっているような気がしてしまう。
(『世の中には意地悪する人もいるよ。』ということである。)
そのうち集団行動の場に行けば、
様々な子と接する機会があり、
意地悪もされたりケンカもするかもしれない。
子供というのは、
大人に見せる対応と
子供同士(赤ちゃん含む)の時の対応が明らかに違う。
大人が息子の持っているボールを取り上げると
高確率で泣くと思う。
そんなことを繰り返しては、
性格が歪んでしまいそうだ。
しかし娘に対しては、
どこかあきらめたような表情をするだけだ。
息子なりに娘には甘えがなく、
同じ土俵に立っているのだと思う。
その関係なら『そこまで問題ではないのかな』
と思ってしまう。
息子が2歳くらいになればボールをとられたら、
娘と喧嘩でも始めるのだろう。
娘は2歳から『弟には優しくしてね。』
と言い続けるのだから、
大きくなったら、
弟にやさしい姉になるだろうと思う。
息子はたまに姉にちょっかいを出されるが、
年下なのでその度に親にも可愛がってもらえるし、
姉にも基本的には可愛がってもらえるので、
人にやさしい弟になりそうだ。
すべて勝手な自分の見解だが、
そのような願いを込めて、
娘には丁寧に注意をしようと思う。